2025-05-03

グロース市場改革~5年で時価総額100億円!

 

日々の動画視聴から、おすすめを紹介し、

自分の感想を中心にまとめます。


今日は、pivot の

【 グロース市場に明日はあるのか?】

です。



Pivotは、経営、テクノロジー、マネー、政治などのテーマを中心に、

多くを学べるチャンネルです。


本動画は、スタートアップエコシステムの環境整備をしている

衆議院議員の小林史明氏による

グロース市場の変革についての動画をまとめます。




【動画の構成(個人的に作成)】


■オルツによる売上高過大計上について
■グロース市場改革
■上記の改革の背景
■「5年で100億円以上」は適切か
■小粒IPOになる理由
■グロース市場への偏重背景
■海外からの資金調達の課題
■大企業によるM&A



【学び&参考になった点】


■グロース市場改革

・上場維持基準を下記のように変更する
 現 上場10年経過後、時価総額40億円以上になっている
 新 上場5年経過後、時価総額100億円以上になっている


■上記の改革の背景

・上場の数は増えたが、小粒上場の割合が高く、その後の成長も不満足
・スタートアップのIPO比率が高く、M&A比率が低すぎる
・低M&A比率の原因は、のれんの償却問題がある
・成功した投資家が、再投資しにくい
・グロース市場参加者は、個人投資家ばかりで機関投資家がいない
ストックオプションがしにくい


■「5年で100億円以上」は適切か

・上場5年以内に、93%が時価総額100億円以上を達成してきた
 だから、残りの7%のスタートアップは遅すぎる
100億円を目指すのではなく300億円は目指してほしい。
 機関投資家は300億円以上にならないとみてもくれないため

SHIFTトリドールは、
 40億円で上場し今時価総額は100倍以上になっている
・イグジットしたいVCなどのファンドにセカンダリマーケットが必要


■小粒IPOになる理由

・従業員にストックオプションを配っているため、上場の延期をしにくいため
・VCや証券会社に促されるため


■グロース市場への偏重背景(スタンダード市場ではなく)

証券会社側がスタートアップ側にグロース市場を促していた
スタートアップ側も、スタンダードよりもグロースしか見ていない
インパクトスタートアップは、成長がゆっくりになりがりなので、
 スタンダード市場に上場するように促したい


■海外からの資金調達の課題
海外のPEが日本に投資しようとすると、税制が複雑
 →簡単にしようとしている
・会社に就職する際は、ビザをとりやすいが、投資家としてはとれない
 →投資家ビザをとれるようにする



【私の感想】


・上場して時価総額100億円未満が長く続く会社は、
 「ダメ」だと思いますので、
 「グロース市場改革」に賛成です

・100億円が高いとか低いとかではなく、
 300億円未満では機関投資家が入ってきませんからね

・中途半端な上場企業は減らさないといけない
 日本の上場企業数は半分にしてもよいと思います

・また、セカンダリマーケットの整備に加えて、
 ロックアップ後の株価急落なども結構問題かと思っています



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